
今年は長い暑さの後、秋が足早に過ぎ、からだが寒さに慣れずに風邪を引いた方も多いのでは?冬の主な外因「寒邪」には、現代では冬に限らず夏にもクーラーの利き過ぎなどでなりえます。からだの中で、寒邪の影響を受けやすいのは、腎と膀胱。漢方でいう「腎」は、腎臓だけでなく周りの副腎や生殖器なども含み、食べ物から得られるエネルギーに対して、生まれながらに親から与えられた生命エネルギーの生産工場といえます。また、不要な水分を排泄し、使える水分をリサイクルする働きもします。寒邪が侵入すると、エネルギーがうまく作れないために気力がなくなったり、冷えによって縮こまった場所の血液や水分の流れが悪くなったり、痛みを生じたりし、結果的には冷え性やしもやけ、肩・膝・腰の痛み、頻尿などを引き起こします。

寒いからと、つい背中を丸めていませんか?
悪い姿勢は首や肩のこりにつながります。あごを引いて、肩の力をぬき、頭のてっぺんを空から吊られているような意識で歩きましょう!
監修:キリン堂 未病医療サポート室 杉本幸枝(薬剤師)