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未病とセルフメディケーション

厚生労働省の提唱する「セルフメディケーション」は、「健康を守る(病気を未然に防ぐ)」という意味で、当社が取り組んできた「未病対策」の一環といえます。
セルフメディケーションは、セルフサービスではありません。
テレビやネットからの溢れる情報に惑わされることのないよう、健康に関しては薬剤師や登録販売者に、美容に関しては教育を受けたビューティスタッフにご相談ください。
私たちは地域の皆様の「かかりつけ薬剤師」、「かかりつけ登録販売者」を目指しています。
セルフメディケーションを推進することは、地域のお客様の健康を守るとともに、個人の医療費負担を減らし、そのことが国の医療費を削減することにつながります。

未病対策〜食事と運動〜

当社は、現在の生活習慣病が、成人病といわれていた時代から、食事と運動についてご提案してきました。50年以上前、亡き近畿大学東洋医学研究所の有地滋教授と当社現会長の寺西が、一般の方にわかりやすいように10項目にまとめた内容が今では、科学的にも裏付けされています。

在りし日の有地滋教授と現会長の寺西忠幸

やせる10ヶ条

1.1日3回規則正しい食事
決まった時間に食事をすることは、体内時計を整えるのにも有効です。また5〜7時間おきに3回食事をすることで、過食や余分な吸収を防ぐことができます。
2.朝食たっぷり、夕食軽く
体内リズムを整えるタンパク質BMal1(ビーマルワン)は、脂肪を蓄える働きもあります。朝起きると濃度は下がり始め、午後2~3時に最も少なくなります。 反対に、夜10時~午前2時は最も濃度が高くなるため、この時間帯に食べると脂肪になりやすいのです。
3.ゆっくりよく噛み、腹八分目
ゆっくりよく噛んで食べることは、唾液と食品をからませて添加物などを解毒したり、過食を防ぎます。また、噛むことで脳細胞が活性化し、認知症の予防にもなります。満腹まで食べることは肥満の引き金となり、白血球の免疫力を下げてしまいます。
4.寝る前3〜4時間は食べない
BMal1は、午後10時頃から高まるため、遅い時間に食べると脂肪として付きやすくなります。また、食べて寝ることで代謝が悪くなり、栄養が十分に使われなくなります。
5.間食は控えめに
3回の食事の合間に、お菓子や果物・甘い清涼飲料水などを摂ると、摂取カロリーが増えるので、BMal1の濃度が低い午後3時に決めて摂るようにしましょう。この時間に食べておくと、夕食の食べ過ぎを防ぐこともできます。
6.野菜・きのこ・海藻をたっぷりと
野菜・きのこ・海藻は、ビタミン・ミネラルと第6の栄養素(食物繊維)の補給に欠かせません。緑黄色野菜のフィトケミカルは、ヒトにも抗酸化作用があり、動脈硬化予防になります。
7.甘い物・ジュース・アルコールはがまん
東洋医学的には、色の黒い食べ物はからだを温め、白い物は冷やすとされています。白砂糖を避け、ビタミン・ミネラルを残した黒砂糖や粗糖を摂るようにしましょう。また過度のアルコール摂取は、亜鉛やマグネシウムなどのミネラルやビタミンB群・Cなどを使ってしまいます。
8.揚げ物・脂身は控える
脂肪は、身体の60兆個の細胞の膜やホルモンの原料になっており、良い脂肪は必要です。動物性脂肪を避け、植物オイル(α-リノレン酸;シソ油、亜麻仁油、エゴマ油)やEPA/DHAのようにω-3系の脂肪を摂るようにしましょう。ω-3系の脂肪は、HDLを上げて動脈硬化を防ぎます。
9.味付けは薄味に
五味の調和が大切です。中でも鹹みと甘みは足りているので、特に合成の食塩や白砂糖は避け、残りの酸み・ピリ辛み・苦みを摂るようにしましょう。食事の欧米化により調味料の量は減りましたが、脂肪の摂りすぎが問題になっています。
10.散歩(早歩き)や体操(ストレッチ)で気分転換
身体に筋肉をつけ、しなやかにしておくと、中性脂肪やLDLを下げ、HDLを上げるばかりでなく、筋肉から生じるマイオカインが血糖値を下げたり、脂肪を減らしたり、認知症の予防にもつながります。また、要介護や寝たきりの原因となるロコモティブシンドロームの予防にも運動は必要です。